【体験談】甲状腺がんの既往歴があっても、住宅ローンの団信に通った!

住宅ローン

住宅ローンを申し込むにあたって、いちばん不安だったのが「団信(団体信用生命保険)に入れるかどうか」でした。

というのも、私は約10年前に甲状腺がんの手術を受け、現在も半年に一度通院しています。
手術の影響で一生薬を飲み続けないといけないし、「ワイド団信にするか、それとも住宅ローンは全額夫に頼るしかないかな…」と考えていました。

悩みながら進めた経験が、同じように悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです!

目次

結論|甲状腺がんの既往歴があっても一般団信に通った!

結果的に、一般団信に問題なく通過できました!
さらに診断書や検査結果の提出も求められませんでした

marie

8割方落ちると思ってたので、拍子抜けしたのと同時にホッとしました

私の病歴はこちらです。

  • 甲状腺乳頭癌で全摘出手術を10年前に受けた
  • ホルモン剤(チラーヂンS)を服用中
  • 半年に一度、通院をしている

手術の内容や時期にもよりますが、既往歴があっても一律で一般団信NGというわけではないようです。

団信の告知ってどんなことを聞かれる?

団信に申し込むときには、健康状態について自己申告する必要がありました。

告知書の内容

保険会社によって内容は少し違うかもしれませんが、私の場合、告知書ではこんなことを聞かれました。

  • 最近3ヶ月以内に、医師による診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか
  • 過去3年以内にリストに記載された病名で手術を受けたことまたは2週間以上にわたり医師による診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか
  • 手・足・関節の欠損または機能に障がいがあるか。または背骨(せき柱)・視力・聴力・言語・そしゃく機能の障がい、知的障がいがあるか

どれかに「あり」回答したら、病気の詳細を細かく記入する流れでした。

実際書いてみてどうだった?

初診日や病名、手術の内容など思ったよりも細かく記述する必要がありました。
複数ある場合も、それぞれきちんと書かないといけません。

marie

告知書に書くことが多すぎて、「これ絶対あかんやつやん…」となんだかちょっと泣きそうでした。笑

でも、記述例もあったので、思ったよりはスムーズに書けました!

ちなみに、銀行によっては手書きじゃなくWeb上で告知するパターンもありました。

がん団信には入れる?

がん既往歴がある場合、基本的には「がん団信」には加入できないようです!

がん団信の告知内容

今までに、がん(悪性しゅよう・肉腫・悪性リンパ腫・白血病・上皮内がん・皮膚がんを含みます)にかかったことがありますか。

この質問に「あり」の場合、がん団信は申込み自体ができません。

不安な人は、事前に相談しておくと安心!

本来、団信の申込みは住宅ローンの本審査時に行うことが多いです。
でも、既往歴があると「いざ本審査で落ちたらどうしよう」と不安になりますよね。

私たちもそうだったので、かなり早い段階で団信について相談してみました。

団信も事前審査ができる場合も!

契約前でしたが、工務店との打ち合わせの際に団信について早めに相談してみることにしました!

  • 既往歴があり団信に入れるか不安なこと
  • 個人事業主(妻)なので、借りられる金額にも不安があること

これらを相談したところ、「事前に団信の審査をしておきましょうか」と提案していただきました!

実際に契約前に仮審査をしてもらい、一般団信OKという結果を確認できたので、すごく安心しました。

※銀行や住宅会社によって対応が違うので、まずは相談してみるのがおすすめです!

marie

工務店の方からは、「早めに相談してもらえて良かった」と言ってもらえました!

本審査のときは再度団信の告知書を提出

ちなみに私たちは、最終的に別の銀行でローン契約することになったので、本審査のときにもう一度団信の告知書を提出しました。

(同じ銀行なら再提出不要な場合もあるかもしれませんが、確認は必要です)

結局、本審査でも問題なく一般団信に通りました!

まとめ|不安なら早めに聞いてみよう!

団信について不安があるときは、まずは事前審査の段階で相談してみることをおすすめします。

病歴があるからといってあきらめる必要はありません。完治して年数が経っていれば、通常の団信に通るケースも十分にあります。

「もしかして無理かも…」と感じている方の背中を、少しでも押せたら嬉しいです。

これから住宅ローンを考えている方が、少しでも前向きな気持ちで進めますように。

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この記事を書いた人

30代二人暮らしの夫婦が、注文住宅での家づくりにチャレンジ中。
ナチュラルでちょっぴりホテルライクなおうちを目指して、土地探しや間取りのことなど、日々あれこれ悩みながら進めています。
これから家づくりを考える方に、少しでも参考になったらうれしいです。

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